精油のプロフィール
カヤ
カヤ精油のプロフィール (アロマテラピー図鑑 佐々木薫監修 他より)
植物名:カヤ
英名:Kaya
学名:Torreya nucifera
科名:イチイ科
種類:高木
産地の例:日本(高知)
抽出部位:果実
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:α-ピネン、d−リモネン、β-ミルセン、α-テルピネン
カヤ(榧) は、イチイ科カヤ属の常緑針葉樹で、日本の東北地方から屋久島にかけての地域、朝鮮半島に分布しています。湿気に強いことから、健在や高級品の碁盤、将棋盤などに使われてきました。このカヤの実は、榧子(ひし)という名の漢方薬です。又、食用にもなり、独特のヤニ臭さがあるものの食用にすることができ、灰汁ぬきして天日にさらしたものを炒めれば、ピスタチオやアーモンドよりも香りの高いナッツになり、戦後の食糧難を支える果実でした。縄文時代の遺跡からも出土しており、日本人とは古くから関係があります。
現代では庭木としては珍しい樹木ですが、枝葉、果実、材の活用性がたかいことから、かつては農家の庭先に好んで植栽されていました。また、大気汚染に強いことや、移植に強いことなどから最近、その価値が見直され、公園等に植えられるようになっています。
香りのイメージ(参考)
:レモンとユズを合わせたような香り。(*アロマテラピー図鑑 より)
色(参考)
:無色
このような時にオススメ!
芳香浴やルームスプレーに!
レモンとユズの香りを合わせたような、さわやかな柑橘系の香りです。すっきりした香りが気持ちをリフレッシュさせてくれます。芳香浴やルームスプレーなどにおすすめです。