精油のプロフィール

ヒノキ

ヒノキ精油のプロフィール (アロマテラピー図鑑 佐々木薫監修 他より)

 
 
 
原料植物名:ヒノキ
学名; chamaecyparis obtusa
科名:ヒノキ科
主な産地;台湾、日本
抽出部位;木部
精油製造法;水蒸気蒸留法
成分の一例:α-ピネン、カジネン、カジノール、酢酸ボルニル、ヒノキチオール
 
 ヒノキは、地中海原産のサイプレスの近縁種で、日本と台湾のみに分布し、ヨーロッパでは「ジャパニーズサイプレス」と紹介されたこともあります。古くから建材や仏像の素材として利用され、日本人には同じみの香りです。さわやかな木の香りが気分を安定させ、リラックスさせてくれます。

香りのイメージ(参考)

:ウッディーでさわやかな森林の香り。(*生活の木カタログより)

植物について(参考)

 ヒノキは本州の福島県以南、四国、九州に分布する常緑高木。日本固有種。山地に自生に、広く植林され、庭園樹や盆栽などとして植栽される。材は香りがある、耐久性が高いことかから古くから建築材としてよく利用されている。雌雄同株で、花期は4月。短い小枝の先に雌雄の花が別々につく。雄花は黄赤色で楕円形、」5〜6対の雄しべを十字に対生する。雌球花は球形で、十字に対生する6〜10個の果鱗からなる。果実は球果で、直径約1cmほどの球形。その年の10〜11月に赤褐色に熟す。樹皮は赤褐色で、縦に裂けてはがれる。葉は鱗片葉で密に十字に対生する。
 (*樹木事典 より)
 

基原植物に関する資料(参考)
その基原植物については以下の資料を参考にしています。
*樹木図鑑 :池田書店 牧野和漢薬草大図鑑 最新薬用植物学 など

このような時にオススメ!

・入浴剤を作って、木の香りのお風呂に!
 
 日本人にはおなじみの、さわやかな木の香りが気分を安定させ、リラックさせてくれるヒノキの精油です。「檜風呂(ヒノキフロ)につかって深呼吸」こう聞けば、それだけで誰しも、やすらぐ瞬間を思い浮かべることでしょう。
 入浴剤を作ったり、又直接垂らして、木の香りのお風呂を楽しみましょう。