精油のプロフィール(スペアミント)

目次
 
1.スペアミント精油のプロフィール
2.スペアミント精油の色、香りの特徴
3.スペアミント精油のオススメの使いかた
4.スペアミント精油の作用、効能について(参考)
 ★精油の作用、効能について
5.スペアミント精油を使ったレシピ

1.スペアミント精油のプロフィール(アロマ療法大全:モニカヴェルナー著ほかより)

 
 
 
植物名:スペアミント
英名:Spearmint
学名: Menta spicata
科名:シソ科
種類:多年草
産地の例:アメリカ 
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:L-カルボン、テルペン類、リモネン、フェラドレンなど
 
 地中海原産。世界中の多くの地域で親しまれている植物です。とても丈夫で、鮮やかな緑色で香りのする葉をつける多年生のハーブです。日本では、江戸時代にオランダから伝来したことからオランダハッカ、全草が濃緑色であることからミドリハッカ、と呼ばれています。

2.スペアミント精油の色、香りの香りの特徴(参考) 

(1)香りの特徴

香りの特徴:ハーブ系 (アロマテラピー図鑑より) 
:甘く、ミントの暖かみのある、シダーやハーブの香りもする。
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

(2)香りのノート(参考) (アロマテラピー図鑑より)

揮発度:トップノート 
 
香りの強さ:中
 

(3)色(参考) 

:淡淡黄色(アロマテラピー図鑑より) 

3.スペアミント精油のオススメの使い方

使用の難易度:初心者向き

 

使い方(アロマテラピー図鑑より)

消化を促す芳香浴に。
 
適用可:芳香浴、入浴
低濃度で使用:トリートメント 
 

精油の働き(アロマテラピー図鑑より)

心へ

疲れた心をリフレッシュさせる。

体へ

便秘の症状をやわらげる。
頭痛を和らげる。
吐き気を抑え、乗り物酔いを改善する。

肌へ

かゆみを抑える。

 

このような時にオススメ!

・疲れた心をリフレッシュ!
 
 ミントのさわやかな香りが、気分をリフレッシュしてくれる精油です。ペパーミントより香りが甘くマイルドなのが特徴です。スペアミントはヨーロッパではポピュラーなハーブで、お菓子やリキュールなどの香り付けに幅広く活用されています。
 疲れた心をリフレッシュするスプレーを作ってみましょう。
 

使用上の注意(アロマテラピー図鑑より)

  • 刺激があるため、低濃度での使用がおすすめ。
  • 妊娠中、授乳中の使用は避ける。

4.スペアミント精油の効能について(参考)

*著名な参考文献より紹介 

  

 特性(参考)

:記載なし
 (*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
 
:抗炎症作用
 神経鎮静(延髄および小脳への作用)
 抗カタル、粘液溶解+++
 胆汁流出促進、胆汁分泌促進+++
 消化機能強壮(消化促進)++
 癒傷(瘢痕形成)
 (*フランスアロマテラピー大全より)
 
:記載なし
 (*アロマ療法大全より)
 
:抗炎症作用、気分を落ち着ける作用、粘液溶解作用、消化器系の強壮作用
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

 適応(参考)

 
:記載なし
(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
 
:気道粘液膿性カタル性各種感染症、急性慢性の気管支炎+++
 消化困難、胆嚢機能不全++
 膀胱炎(炎症性)
 神経症
 創傷、瘢痕++
 (*フランスアロマテラピー大全より)
 
:記載なし
 (*アロマ療法大全より)
 
:全ての呼吸器系のトラブルや慢性気管支炎に。
 神経性のストレスや緊張には香りを吸入する。
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

安全上の記載(参考)

 
:記載なし(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
  
:知られていない
(*フランスアロマテラピー大全より)
 
:記載なし
(*アロマ療法大全より)
 
:記載なし
(*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)

★精油の作用、効能について

 現在書籍およびネット上には、精油の効能についてさまざまな情報が出されています。
本当なのか実際にどうなのか確認したい人は多いと思います。精油の効能を知りたくて、当サイトにたどりついた人もいるかもしれません。
 精油は植物に含まれている様々な成分を濃縮したものです。これまでの長い植物療法の歴史からも、近年行われているいろいろな研究からも、精油が人体に様々な作用をすることは間違いないでしょう。(プラス面、マイナス面とも)。
 しかし、様々な成分が含まれている複雑な物質である精油が、これまた複雑な人体システムに作用する詳細はまだほとんどわかっていないというのが実際のところです。
 精油の効果についての様々な情報について、当サイトでどれが正しいか間違っているか結論することは正直なところ無理です。
 そこで、当サイトでは、参考文献として取り上げている文献の記載を、参考として列記しています。
 取り上げた以下の参考文献は、それぞれアロマテラピーの世界ではみとめられている文献です。
 参考になれば幸いです。
 
著名著者による文献
ジャン•バルネ博士の植物=芳香療法
アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際
*フランスアロマテラピー大全
アロマ療法大全
エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 
 
その他一般的なアロマテラピーの文献
アロマテラピー図鑑