精油のプロフィール

クミン

クミン精油のプロフィール (エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375:ジニーローズ著ほかより)

 
 
植物名:クミン
英名:Cumin
学名:Cuminum cyminum
科名:セリ科
種類:一年草
産地の例:トルコ、エジプト
抽出部位:種子
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:クミンアルデヒドなど
 
 トルコもしくはエジプトが原産です。この種子は、少なくとも紀元前2000年頃から知られていました。エジプト人たちは、ピラミッドにファラオを納める時にクミンを供え、またクミンを薬剤または催淫剤であると考えていました。インドと東洋では、クミンはエキゾチックな料理に合う重要なスパイスで、カレーには欠かせない成分です。細身で可愛らしい1年生のハーブで、草丈が30cmほどになります。

香りのイメージ(参考)

:アニスに似た暖かでスパイシーな香り。
 (*アロマ療法大全より)
 
:温かみがあり、スパイシーでナッツ様の脂っぽい香り。
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375、より

:黄色-茶色
(*アロマ療法大全より)

このような時にオススメ!

・ブレンドしてフレグランスに!
 
 クミンは昔からインドでは料理や、フレグランス、またアーユルヴェーダでも使用されてきた精油です。クミンはスパイス系の中でも、強烈なスパイシーな香りの中にも甘みのあるのが特徴です。この強い独特の香りは、苦手というひとも多いかもしれません。しかし、気分を高揚させて、性欲を高める作用があるといわれ、中世ヨーロッパでは、結婚式で花嫁、花婿のポケットにしのばせておく習慣があったと言われています。ブレンドすると香りに深みを与えるため、香水にも利用されています。少量ブレンドしてフレグランスを作ってみましょう。