精油のプロフィール

コパイバ

コパイバ精油のプロフィール (エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375:ジニーローズ著ほかより)

 
植物名:コパイバ
英名:Copaiba
学名:Copaifera spp ( Copaifera officinalisなど)
科名:マメ科
種類:高木
産地の例:ブラジル
抽出部位:樹脂
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:α、βカリオフェイレンなど
 
 コパイバは、熱帯アフリカ、南北アメリカ原産のマメ科の樹木(Copaifer属)のいくつかの種の総称です。その幹から得られる刺激性のオレオレジン(含有樹脂:コパイババルサムとも呼ばれている)を指す場合もあります。 濃い、透明な滲出液は、樹脂中の精油の比率に応じて、ライトゴールドから濃い茶色に色に変化します。
 コパイバは、南アメリカの先住民の間では、貴重な薬用植物として利用されてきました。今日では、コパイバ樹脂は、その抗菌、抗炎症作用やエモリエント(癒しと軟化)特性のために、主に香水と化粧品の芳香成分(石鹸、泡風呂、洗剤、クリーム、ローションを含む)として使用されています。

香りのイメージ(参考)

:スパイシーで薬草のような匂い。多くの揮発性の高い香調とナッツ様の香りをもつ、温かみのある香り。
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375、より)
 

色(参考)

:薄黄金色
(*アロマ療法大全より)

このような時にオススメ!

・スキンケアクリームにブレンド!
 
 アマゾンの先住民は、このコパイバの樹液を「天然の飛躍」として珍重し、やけどや切り傷などに利用してきました。現在でも、ブラジルでは、軟膏や化粧品の原料としたり、コーヒーに混ぜるなど、コパイバを生活に取り入れています。
 スキンケアのクリームにブレンドして使ってみましょう。