精油のプロフィール

ヒバ

ヒバ精油のプロフィール (アロマテラピー図鑑 佐々木薫監修 他より)

 
植物名:ヒバ
学名:Thujopsis dolabrata
科名:ヒノキ科
主な産地;日本
抽出部位;枝葉
精油製造法:水蒸気蒸留法
成分の一例:ヒノキチオール ツヨブセン セドロール
 
 ヒバは、ヒノキの近縁種で、ヒノキよりもやや幅広の葉を持ち、青森や北海道など比較的寒冷地に生育します。抗菌、防食やシロアリに強いことから、耐久性にすぐれた建材として知られ、風呂桶などにも利用されています。抗菌、防虫をはじめとするさまさまな作用があるヒノキチオールを最も多く含む日本特産の精油です。

香りのイメージ(参考)

:フレッシュな森の香り。(*生活の木カタログより)

植物について(参考)

 ヒバはアスナロともいう、ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹で日本固有種です。北海道南部から・本州・九州の山地に分布し、庭園樹としても広く利用されています。材は芳香性があり、また耐久性も高いため、土台などの建築材として用いられています。
 雌雄同株で、花期は5月。雄花も雌花も小枝の端に1個づつつきます。果実は球果で、直径1〜1.5cmの球形。その年の10〜11月に熟すします。樹皮は赤褐色で、老木になると黒褐色となります。縦に裂けて薄くはがれます。葉は鱗片葉で、ヒノキより厚く大きく、密に十字に対生します。
 (*樹木事典 より)
 

基原植物に関する資料(参考)
その基原植物については以下の資料を参考にしています。
*樹木図鑑 :池田書店 牧野和漢薬草大図鑑 最新薬用植物学 など

このような時にオススメ!

・入浴剤を作って、木の香りのお風呂に!
 
 ヒノキの近縁種である「ヒバ」は、香木とも言われる香りが強い木で、その香りは緊張を和らげ、落ち着きを与えるアロマ・リラクゼーション効果があります。
 入浴剤を作ったり、又直接垂らして、木の香りのお風呂を楽しみましょう。