精油のプロフィール

クスノキ

クスノキ精油のプロフィール (エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375:ジニーローズ著ほかより) 

 
植物名:クスノキ
英名:Camphor
学名:Cinamomumu camphora
科名:クスノキ科
種類:高木
産地の例:日本、中国 
抽出部位:木部
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:カンファー、l-リナロール等
 
 クスノキ(樟、楠、Cinnamomum camphora)は、クスノキ科ニッケイ属の常緑高木です。暖地で栽培される変種としてホウショウがあります。食用となるアボカドや、葉が線香の原料となるタブノキ、樹皮が香辛料などに利用されるシナモンは近縁種です。
 世界的には、台湾、中国、ベトナムといった暖地に生息し、それらの地域から日本に進出したといわれています。(史前帰化植物)
 人の手の入らない森林では見かけることが少なく、人里近くに多く見られます。とくに神社林ではしばしば大木が見られ、ご神木として人々の信仰の対象とされるものもあります。各部全体から樟脳の香りがします。樟脳とはすなわちクスノキの枝葉を蒸留して得られる無色透明の固体のことで、防虫剤や医薬品等に使用されます。

香りのイメージ(参考)

:衣類の防虫に用いられる樟脳として日本人になじみの深い香り。(*生活の木カタログより)
 
:スパイシーで、草の匂いがする、防虫剤に似た香り。
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375、より) 

このような時にオススメ!

クローゼットに!
 
 衣類の樟脳として日本人にはおなじみの香りです。クローゼットの香りとしてオススメです。