精油のプロフィール:リツエアクベバ

目次
 
1.リツエアクベバ精油のプロフィール
2.リツエアクベバ精油の色、香りの特徴
3.リツエアクベバ精油のオススメの使いかた
4.リツエアクベバ精油の作用、効能について(参考)
 ★精油の作用、効能について
5.リツエアクベバ精油を使ったレシピ

1.リツエアクベバ精油のプロフィール(アロマ療法大全 他より)

 
原料植物名:リツエアクベバ
英名:May Chang
学名;Litsea cubeba
科名;クスノキ科
種類:低木
産地;中国、台湾
抽出部位;果実
精油製造法;水蒸気蒸留法
成分の一例:シトラール、リモネン、リナロール、ゲラニオール、ネロールなど
 

 リツエアクベバはクスノキ科の低木で、中国と台湾で生育します。果実がコショウ(ペッパー)粒に似ていることから、チャイニーズペッパーとも呼ばれています。リツエアクベバオイルはレモングラスオイルに似ていますが、柑橘系の新鮮な香りがより強くします。

2.リツエアクベバ精油の色、香りの香りの特徴(参考)

(1)香りの特徴

 
香りの特徴:ハーブ系 (アロマテラピー図鑑より)
 
:ウッディーで甘さのある、ややスパイシーな香り。(生活の木カタログより)
 
:スパイシーでハーブ様の香り
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

(2)香りのノート(参考) (アロマテラピー図鑑より)

揮発度:トップ〜ミドルノート
 
香りの強さ:中
 

(3)色(参考) 

:淡黄色(アロマテラピー図鑑より)

3.リツエアクベバ精油のオススメの使い方

使用の難易度:慣れてきたら

 

使い方(アロマテラピー図鑑より)

ストレス解消。痛みをやわらげるためのトリートメントオイルに。
 
適用可:芳香浴、スチーム吸入、湿布、トリートメント、アロマクラフト
低濃度で使用:沐浴
 

精油の働き(アロマテラピー図鑑より)

心へ

気分を鎮める作用と高揚させる作用の両方をもつ。

体へ

消化を促し、吐き気を鎮める。
呼吸器系の炎症や痛みをやわらげる。

肌へ

脂性肌の皮脂バランスをととのえ、清潔にたもつ。

 

このような時にオススメ!

・トリートメントオイルにブレンドしてストレス解消!
 
 スパイシーでレモンに似た、柑橘系の香りのする精油です。ストレスなどの気持ちが疲れているときに助けてくれるので、ストレス解消にオススメです。
 

使用上の注意(アロマテラピー図鑑より)

  • 刺激性があるため、低濃度での使用がおすすめ。
  • 妊娠中・授乳中の使用は避ける。

4.リツエアクベバ精油の効能について(参考)

*著名な参考文献より紹介 

 

特性(参考)

:記載なし
(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
 
:神経鎮静、鎮静+++
 抗炎症+++
 消化機能強壮、消化促進+
 抗炎症、抗菌(各種の細菌)
(*フランスアロマテラピー大全より:Litsea citrataとして記載)
 
:からだに対する作用
 抗菌、抗ウイルス、抗真菌、消炎、免疫調整、血行促進、鎮痙、鎮静、スキンケア、皮膚の代謝促進、消化促進。
 精神に対する作用
 リフレッシュ、活力向上、集中力向上。
(*アロマ療法大全より)
 
:気分を落ち着かせる作用、鎮静作用、抗炎症作用
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

適応(参考)

 
:記載なし
(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
 
:苦悶、動揺、不眠症、神経性抑うつ症++、ウイルス性神経炎
 胃十二指腸潰瘍、消化性腸炎+、食欲不振、消化機能不全
(*フランスアロマテラピー大全より:Litsea citrataとして記載)
 
:風邪、スキンケア、セルライト、更年期症候群、病気の回復期
(*アロマ療法大全より)
 
:神経的な落ち込み、胃潰瘍、食欲不振、ニキビ、昆虫忌避
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

安全上の記載(参考)

 
:記載なし(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
 
:生理的用量においては、知られていない
(*フランスアロマテラピー大全より:Litsea citrataとして記載)
 
:既知の副作用はない。
(*アロマ療法大全より)
 
:記載なし(*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)

★精油の作用、効能について

 現在書籍およびネット上には、精油の効能についてさまざまな情報が出されています。
本当なのか実際にどうなのか確認したい人は多いと思います。精油の効能を知りたくて、当サイトにたどりついた人もいるかもしれません。
 精油は植物に含まれている様々な成分を濃縮したものです。これまでの長い植物療法の歴史からも、近年行われているいろいろな研究からも、精油が人体に様々な作用をすることは間違いないでしょう。(プラス面、マイナス面とも)。
 しかし、様々な成分が含まれている複雑な物質である精油が、これまた複雑な人体システムに作用する詳細はまだほとんどわかっていないというのが実際のところです。
 精油の効果についての様々な情報について、当サイトでどれが正しいか間違っているか結論することは正直なところ無理です。
 そこで、当サイトでは、参考文献として取り上げている文献の記載を、参考として列記しています。
 取り上げた以下の参考文献は、それぞれアロマテラピーの世界ではみとめられている文献です。
 参考になれば幸いです。
 
著名著者による文献
ジャン•バルネ博士の植物=芳香療法
アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際
*フランスアロマテラピー大全
アロマ療法大全
エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 
 
その他一般的なアロマテラピーの文献
アロマテラピー図鑑