精油のプロフィール:プチグレン

目次
 
1.プチグレン精油のプロフィール
2.プチグレン精油の色、香りの特徴
3.プチグレン精油のオススメの使いかた
4.プチグレン精油の作用、効能について(参考)
 ★精油の作用、効能について
5.プチグレン精油を使ったレシピ

1.プチグレン精油のプロフィール(*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 他より)

 
 
 
植物名:ビダーオレンジなど(その他、レモン、ベルガモット、マンダリン)
英名:Petigrain Orenje Leaves など
学名: Citrus aurantium など
和名:ダイダイ など
科名:ミカン科
種類:高木
産地:フランス、モロッコ、チュニジア イタリア 他
抽出部位;小枝、葉
精油製造法;水蒸気蒸留法
成分の一例:リモネン、ジペンテン、リナロール、シトラール他
 
 プチグレンはビターオレンジ(Citrus aurantium)などのの小枝や葉から抽出される精油です。ビターオレンジの他にレモン、ベルガモット、マンダリンなどから採油されます。それぞれ、プチグレンレモン、プチグレンベルガモットなどと区別さえています。ビターオレンジはインドのアッサムを中心としたアジア南東部が原の常緑高木で、熱帯から亜熱帯の地域で栽培されています。花から抽出される精油をネロリといい、イタリアのネロラ公国のマリーアンヌ妃がこの香りを好んで手袋と浴水の香水に用いたことからこの名があります。
ビターオレンジを原料とするプチグレン精油は、香り働きとも同じ原料のネロリに似ています。

2.プチグレン精油の色、香りの香りの特徴(参考)

(1)香りの特徴

 
香りの特徴:柑橘系 (アロマテラピー図鑑より)
 
:ウッディー系とフローラル系とがかわるがわる感じられる、まだ青味の残る果実の香り。(生活の木カタログより)
 
:ピリッとした趣のある力強くフレッシュで草を覆わせる香り
 (*アロマ療法大全より)
 
:オイルが新しいときは青臭く、フローラルでドライ。わずかになめし皮のような匂い。
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

(2)香りのノート(参考) (アロマテラピー図鑑より)

揮発度:トップ
 
香りの強さ:中
 

(3)色(参考) 

:淡黄色(アロマテラピー図鑑より)
 
:薄黄色
 (*アロマ療法大全より)
 
:無色
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
:透明から黄色
(*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375より)

3.プチグレン精油のオススメの使い方

使用の難易度:初級者向き

 

使い方(アロマテラピー図鑑より)

安眠を誘うバスオイル。
 
適用可:芳香浴、沐浴、トリートメント
 

精油の働き(アロマテラピー図鑑より)

心へ

怒りやパニックを鎮め気持ちをやわらげる。
ストレスを解消し、リフレッシュさせる。

体へ

筋肉のけいれんをやわらげる。

肌へ

脂性肌向き。ニキビや吹き出物に有効。
肌のにおいを抑える。

 

このような時にオススメ!

・リフレッシュとリラクゼーションに最適!
 
 ビターオレンジの枝葉から抽出される精油で、グリーン調に柑橘系が混じり合った、親しみやすい香りがします。香りと働きは似ていますが、価格が手頃で穏やかに働くため、スキンケアや香料の原料として人気があります。入浴剤にブレンドしてみましょう。
 

使用上の注意(アロマテラピー図鑑より)

  • 妊娠中・授乳中は使用を避ける。

4.プチグレン精油の効能について(参考)

*著名な参考文献より紹介 

 

特性(参考)

:記載なし
(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
 
:神経平衡回復++
 鎮痙+++
 抗炎症+
 抗感染、抗菌(ぶどう球菌、腸炎球菌)+
 (*フランスアロマテラピー大全より)
 
:からだに対する作用
 抗菌、抗真菌、消炎、鎮痛、緊張緩和、鎮痙、バランス調整、血圧調整、睡眠促進
 精神に対する作用
 バランス調整、精神力向上、強い気分爽快作用、緊張緩和
 (*アロマ療法大全より)
 
;神経のバランスをとる作用、鎮痙作用、筋肉の不調和をおこす神経に働きかける
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

適応(参考)

 
:記載なし
(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
  
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より) 
 
:自律神経ジニトニー+++
 (神経性)リウマチ
 呼吸器系の各種感染症
 感染性痤瘡++、フルンケル
 慢性肝炎+
 (*フランスアロマテラピー大全より)
 
:にきび、真菌症(カンジダアルビカンス感染症)
 腹部痙攣、胃痛、高血圧
 痔、睡眠障害、神経過敏、イライラ、悲嘆、無気力、過度の気分変動、不安
(*アロマ療法大全より)
  
;広範囲のにきび、適度の発汗やオイリーヘア、オイリースキンの皮脂の分泌を減らす。
 神経の消耗、ストレスの緩和
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

安全上の記載(参考)

 
:記載なし
 (*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)

★精油の作用、効能について

 現在書籍およびネット上には、精油の効能についてさまざまな情報が出されています。
本当なのか実際にどうなのか確認したい人は多いと思います。精油の効能を知りたくて、当サイトにたどりついた人もいるかもしれません。
 精油は植物に含まれている様々な成分を濃縮したものです。これまでの長い植物療法の歴史からも、近年行われているいろいろな研究からも、精油が人体に様々な作用をすることは間違いないでしょう。(プラス面、マイナス面とも)。
 しかし、様々な成分が含まれている複雑な物質である精油が、これまた複雑な人体システムに作用する詳細はまだほとんどわかっていないというのが実際のところです。
 精油の効果についての様々な情報について、当サイトでどれが正しいか間違っているか結論することは正直なところ無理です。
 そこで、当サイトでは、参考文献として取り上げている文献の記載を、参考として列記しています。
 取り上げた以下の参考文献は、それぞれアロマテラピーの世界ではみとめられている文献です。
 参考になれば幸いです。
 
著名著者による文献
ジャン•バルネ博士の植物=芳香療法
アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際
*フランスアロマテラピー大全
アロマ療法大全
エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 
 
その他一般的なアロマテラピーの文献
アロマテラピー図鑑