精油のプロフィール

バジル

バジル精油のプロフィール(アロマ療法大全:モニカヴェルナー著ほかより 

 
原料植物名:バジル
英名:Basil
学名:Ocimum basilicum
科名:シソ科
種類:一年草
産地の例:地中海全域、ドイツ
抽出部位:開花中の全草
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:リナロール、メチルカビコール、オイゲノール、1.8シネオール、酢酸リナリル他(*リナロールケモタイプとして記載)
 
 バジル(Ocimum basilicum)は、シソ科メボウキ属の多年草(日本では越冬できないので一年草として扱われる)です。バジルの原産地はおそらくインドと考えられており、その語ペルシャを経てエジプト、ギリシャ、ローマに伝わったと考えられています。12世紀以降、中部ヨーロッパでも栽培されるようになり、特にイタリア特有の料理によく使われています。
 これまでに約100種類ものバジルが知られていますが、この中で芳香性を理由に使われているのは、O.basilicum L,O.cunumSims,O.gratissimu L,O.sanctum L,O.viride Wikdなどわずかで、こうしたバジルから得られる精油もそれぞれ異なる作用をもっています。セラピーで使用されるのは、もっぱら Ocimum basilicum Lです。(*アロマ療法大全より)

香りのイメージ(参考)

:温かみのあるスパイシーで、刺激的なハーブの香り。どこか「アニス」に似た刺激的な香り(*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 
:華やかでスパイシーな香り。(*アロマ療法大全より)
 

色(参考)

:薄黄色
 (*アロマ療法大全より)

このような時にオススメ!

・気持ちを集中したいときに!
 
 古くから薬草として用いられてきたバジルは、独特の強い香りを放つ、日本でもおなじみのハーブです。スパイシーで甘い香りをもち、集中力をアップさせてくれるとして知られている精油です。ほかの精油とブレンドするとすばらしい香りづけになります。