精油のプロフィール

ナツメグ

ナツメグ精油のプロフィール(アロマ療法大全:モニカヴェルナー著ほかより

 
原料植物名:ナツメグ
英名:Nutmeg
学名:Myristica fragrans
科名:ニクズク科
種類:高木
産地の例:インドネシア、スリランカなど
抽出部位:種子
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:モノテルペン炭化水素、ミチスチシン他
 
ナツメグ(Myristica fragrans)は、ニクズク科の常緑高木です。東インド諸島、モルッカ諸島が原産とされており、樹高は10〜20mに達します。アンズに似た卵形の黄色い果実をつけ、その種子中の仁から作られる香辛料もまた、ナツメグと呼ばれます。果実は成熟すると果皮が割れ、網目状の赤い仮種皮につつまれた暗褐色の種子が現れます。 この仮種皮を乾燥させたものが香辛料の1つメースです。精油はナツメグ、メースどちらからも採油されます。

香りのイメージ(参考)

:甘くスパイシーな香り(生活の木カタログより)
 
:スパイシーで、温かみのある、ナッツ様の香り。
  (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

色(参考)

:透明(*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)

このような時にオススメ!

・フレグランスに!
 
 ホットでパワフル、シャープでスパイシーな香りをもつ精油です。ナツメグは古代エジプトではミイラの防腐剤として利用され、中国では薬草として用いられてきた植物です。
 フレグランスにブレンドしてみましょう。