精油のプロフィール:イヌラ

目次
 
1.イヌラ精油のプロフィール
2.イヌラ精油の色、香りの特徴
3.イヌラ精油のオススメの使いかた
4.イヌラ精油の作用、効能について(参考)
 ★精油の作用、効能について

1.イヌラ精油のプロフィール(アロマテラピー図鑑より)


 
英名:イヌラ(イニュラ)
和名:
学名:Inula graveolens

科名: キク科
種類:
原産地:フランス
抽出部位:花と葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:ボルネオール、酢酸ボルニル、カンフェン
 
 地中海沿岸から、北アフリカ、アジア、オーストラリア、アメリカ西海岸に広く生育しています。やや乾燥した日当たりのよい場所に自生する。
 同属のエレキャンペーンは薬草として親しまれ、呼吸器系や消化器系の不調の薬草療法に処方されています。

2. イヌラ精油の色、香りの香りの特徴(参考)

(1)香りの特徴

香りの特徴:ハーブ系 (アロマテラピー図鑑より) 
:樟脳のようなやや甘く刺激のある香りの中に、かすかにフローラル調の香りが存在する。(*アロマテラピー図鑑より)
 

(2)香りのノート(参考) (アロマテラピー図鑑より)

揮発度:ミドルノート 
 
香りの強さ:中〜強
 

(3)色(参考) 

:明るい緑色(*アロマテラピー図鑑)

3.イヌラ精油のオススメの使い方

使用の難易度:上級者向き

 

使い方(アロマテラピー図鑑より)

風の初期症状に。
 
適用可:芳香浴
 

精油の働き(アロマテラピー図鑑より)

心へ

バランスをくずしてイライラする気持ちを鎮める。

体へ

鼻づまりをやわらげ、呼吸を楽にする。
風邪やアレルギーが原因の頭痛、耳痛、のどの痛みを鎮める。
不整脈をととのえる

肌へ

肌の炎症をやわらげる。

 

使用上の注意(アロマテラピー図鑑より)

  • 肌への使用はしない。
  • 妊娠中、授乳中の使用は避ける。
  • キク科アラルギーの人は注意する。

4.イヌラ精油の効能について(参考)

*著名な参考文献より紹介 

 

特性(参考)

:記載なし(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
 
:殺菌消毒、抗炎症、
 鎮痙、せきどめ+
 神経鎮静、心臓調整++
 強心、抗感染、殺微生物
 抗カタル、強力な粘液溶解+++
 抗白帯下(?) 
  (*フランスアロマテラピー大全より)*他に種子よりのオイル、別種(グラウカ種)について記載
  
:記載なし(*アロマ療法大全より)
 
:心機能の調整、粘液溶解作用
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

適応(参考)

 
:記載なし(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
 
:高血圧、上室性頻脈、不整脈++、大動脈炎、冠状動脈炎(梗塞)、心臓疲労
 喉頭炎、気管炎、痙攣性のせき、慢性気管支炎、鼻咽頭扁桃炎++++
 胆道ジスキネジー、ウイルス性腸炎++
 腎機能小不全、膀胱炎
 膣炎
 各種皮膚炎
 (*フランスアロマテラピー大全より)
 
:記載なし(*アロマ療法大全より)
 
:呼吸器系の重い障害
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より)
 

安全上の記載(参考)

 
:記載なし(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法より)
 
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
 
:禁忌:知られていない
 「イニュラショック」という名前で有名な慢性呼吸器感染症の治療にみられる急激な排出の発作が生じる(これは有望かつ望ましいことである)可能性がある
 (*フランスアロマテラピー大全より)
 
:記載なし(*アロマ療法大全より)
 
:安全性についての記載なし
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 より) 

★精油の作用、効能について

 現在書籍およびネット上には、精油の効能についてさまざまな情報が出されています。
本当なのか実際にどうなのか確認したい人は多いと思います。精油の効能を知りたくて、当サイトにたどりついた人もいるかもしれません。
 精油は植物に含まれている様々な成分を濃縮したものです。これまでの長い植物療法の歴史からも、近年行われているいろいろな研究からも、精油が人体に様々な作用をすることは間違いないでしょう。(プラス面、マイナス面とも)。
 しかし、様々な成分が含まれている複雑な物質である精油が、これまた複雑な人体システムに作用する詳細はまだほとんどわかっていないというのが実際のところです。
 精油の効果についての様々な情報について、当サイトでどれが正しいか間違っているか結論することは正直なところ無理です。
 そこで、当サイトでは、参考文献として取り上げている文献の記載を、参考として列記しています。
 取り上げた以下の参考文献は、それぞれアロマテラピーの世界ではみとめられている文献です。
 参考になれば幸いです。
 
著名著者による文献
ジャン•バルネ博士の植物=芳香療法
アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際
*フランスアロマテラピー大全
アロマ療法大全
エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 
 
その他一般的なアロマテラピーの文献
アロマテラピー図鑑