精油のプロフィール:グレープフルーツ
目次
1.グレープフルーツ精油のプロフィール
2.グレープフルーツ精油の色、香りの特徴
3.グレープフルーツ精油のオススメの使いかた
4.グレープフルーツ精油の作用、効能について(参考)
★精油の作用、効能について
1.グレープフルーツ精油のプロフィール(日本アロマ環境協会 アロマテラピー検定 公式テキスト1級より)

原料名:グレープフルーツ
学名:Citrus paradisi
科名: ミカン科
種類:高木
産地の例:アメリカ、イスラエル、ブラジル、アルゼンチン
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法
成分の一例:リモネン、ヌートカトン(特徴成分)、オクタナール、シトラール、ゲラニオール
西インド諸島で発見され、その後カリフォルニア、テキサスなどで栽培されるようになり、世界各地に広まりました。
グレープフルーツという名前は果実がブドウのように房状につくことからとも実るからともいわれています。
近年の研究では、グレープフルーツの精油成分に光毒性をもつフロクマリン類が含まれているので、使用の際には注意が必要です。
2.グレープフルーツ精油の色、香りの香りの特徴(参考)
(1)香りの特徴
香りの特徴:柑橘系 (アロマテラピー図鑑より)
・さわやかな、ほろ苦い、みずみずしい(AEAJ認定アロマブレンド公式テキストにより)
・とてもフレッシュで弾けるようなオレンジの香り。(生活の木カタログより)
・甘酸っぱくさわやかなグレープフツーツの果実そのものび香り。(アロマテラピー検定公式テキストより)
(2)香りのノート(参考) (アロマテラピー図鑑より)
揮発度:トップノート
香りの強さ:中〜強
(3)色(参考) (アロマテラピー図鑑より)
:黄色(*アロマテラピー図鑑より)
3.グレープフルーツ精油のオススメの使い方
使用の難易度:初級者向き
使い方(アロマテラピー図鑑より)
婦人科系のトラブル改善のためのトリートメントオイルに
適用可:芳香浴、沐浴、アロマクラフト
低濃度で使用:トリートメント
精油の働き(アロマテラピー図鑑より)
心へ
気持ちを高揚させて元気にし、幸福感を与える。 |
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沈みがちな気持ちを明るくリフレッシュさせる。 |
体へ
体内脂肪の燃焼を促す。 |
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テオドラントの効果で汗のにおいを抑える。 |
肌へ
切り傷ややけどの治りを促す。 |
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このような時にオススメ!
家族が過ごすリビングに気分を明るくするグレープフルーツの香りで、アロマライトやアロマポットに1〜5滴垂らして芳香浴を楽しむのもよいでしょう。(アロマテラピー検定公式1級より)
使用上の注意(アロマテラピー図鑑より)
- 光毒性があるため、使用直後に紫外線にあたることは避ける。
- 刺激性があるため低濃度での使用がおすすめ。
- 妊娠初期、分別前後の使用は控え、妊娠後期、授乳期間中は半分の濃度で使用使用。
4.グレープフルーツ精油の効能について(参考)
*著名な参考文献より紹介
特徴(参考)
:記載なし(*ジャン•バルネ博士の植物=芳香療法)
:記載無し(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
:空気の殺菌消毒++
(*フランス•アロマテラピー大全より)
:からだに対する作用
滅菌(消毒)、免疫刺激、解熱、活力向上、血行促進、皮膚の代謝促進、空気浄化
:精神に対する作用
興奮、集中力向上、気分爽快
(*アロマ療法大全)
:オイリースキンやオイリーヘアに対する収れん作用
(*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375、より)
適応(参考)
:記載なし(*ジャン•バルネ博士の植物=芳香療法)
:記載なし(*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際より)
:部屋の殺菌消毒++
(*フランス•アロマテラピー大全より)
:咳嗽、気管支炎 百日ぜき 室内空気の殺菌 頭痛 静脈瘤 セルライト 月経困難 妊娠中の吐き気 分娩中の芳香 思春期危機 抑うつ性の不機嫌 不安 依存症
(*アロマ療法大全)
:内用では、胆嚢のためのミックス剤に使用され、肥満、水分滞留などにはお茶として飲用される。気分の落ち込みや頭痛の緩和のための吸入にも。部屋の空気の消毒のため掃除に使う洗浄剤やスプレーに加えて使うこともできる。外用でセルライトに。ヘアローション、ボデイーローションとして使用すると、オイリーでうっ血した皮膚に強い効果がある。
(*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375、より)
★精油の作用、効能について
現在書籍およびネット上には、精油の効能についてさまざまな情報が出されています。
本当なのか実際にどうなのか確認したい人は多いと思います。精油の効能を知りたくて、当サイトにたどりついた人もいるかもしれません。
精油は植物に含まれている様々な成分を濃縮したものです。これまでの長い植物療法の歴史からも、近年行われているいろいろな研究からも、精油が人体に様々な作用をすることは間違いないでしょう。(プラス面、マイナス面とも)。
しかし、様々な成分が含まれている複雑な物質である精油が、これまた複雑な人体システムに作用する詳細はまだほとんどわかっていないというのが実際のところです。
精油の効果についての様々な情報について、当サイトでどれが正しいか間違っているか結論することは正直なところ無理です。
そこで、当サイトでは、参考文献として取り上げている文献の記載を、参考として列記しています。
取り上げた以下の参考文献は、それぞれアロマテラピーの世界ではみとめられている文献です。
参考になれば幸いです。
著名著者による文献
*ジャン•バルネ博士の植物=芳香療法
*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際
*フランスアロマテラピー大全
*アロマ療法大全
*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375
その他一般的なアロマテラピーの文献
*アロマテラピー図鑑