精油のプロフィール(オレンジ・スイート)

目次
 
1.オレンジ・スイート精油のプロフィール
2.オレンジ・スイート精油の色、香りの特徴
3.オレンジ・スイート精油の作用、効能について(参考)
 ★精油の作用、効能について
4.オレンジ・スイート精油のオススメの使いかた

1.オレンジ・スイートの精油のプロフィール(日本アロマ環境協会 アロマテラピー検定 公式テキスト2級より)

 
 
 
原料植物名:スイートオレンジ
学名:Citrus sinensis
科名: ミカン科
産地の例:アメリカ、イタリア、コスタリカ、ブラジル
抽出部位:果皮
精油製造法:圧搾法
成分の一例:リモネン、リナロール、シトラール、オクタナール、デカナール
 
 インドのアッサム地方を中心とした地域が原産で、現在は北緯40度から南緯40度の亜熱帯から温帯にかけての地域で栽培されます。
 ヨーロッパでは魔除けの香りとして、オレンジにクローブをさして、スパイス類をまぶしたオレンジポマンダーを作る習慣があります。

2.オレンジ・スイート精油の色、香りの香りの特徴(参考)

(1)香りの特徴

 香りのイメージ:
・甘い、温かい香りの香調(AEAJ認定アロマブレンド公式テキストにより)
・とてもフレッシュで弾けるようなオレンジの香り。(生活の木カタログより)
 

(2)香りのノート(参考)

揮発度:トップノート
 
香りの強さ:中〜強め
 

(3)色(参考)

:淡青オレンジ色(*アロマテラピー図鑑より)

3.オレンジ・スイート精油の効能について(参考)

特性(参考)

 
:記載なし(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法)
 
:記載なし (*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際)
 
:殺菌消毒++
 神経鎮静、鎮静+
 駆風+
 (フランスアロマテラピー大全より)
 
:からだに対する作用
 抗菌、抗ウイルス、免疫刺激、消炎、血行促進、循環系の活発化、リンパ流の促進、鎮痙。
;精神に対する作用
 活力向上、緊張緩和、気分爽快
 (*アロマ療法大全より)
 
:消毒作用 気分を落ち着かせる作用
 (*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375、より)
 
 

適応(参考)

 
:記載なし(*ジャンバルネ博士の植物=芳香療法)
 
:記載なし (*アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際)
 
:消化不良+
 不安症、神経衰弱++
 へやの殺菌消毒++
(フランスアロマテラピー大全より)
 
:風邪 リンパうっ帯 リウマチ性疾患 膀胱炎 セルライト 妊娠中の吐き気 燃え尽き症候群 抑うつ性の不機嫌
 (*アロマ療法大全より)
 
:家庭での消毒殺菌や不安感に。外用でスキンケアに。内用では、肥満、水分の滞留、気管支炎、便秘、風邪、流感に。神経の緊張やストレスには芳香として用います。
(*エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375、より)

★精油の作用、効能について

 現在書籍およびネット上には、精油の効能についてさまざまな情報が出されています。
本当なのか実際にどうなのか確認したい人は多いと思います。精油の効能を知りたくて、当サイトにたどりついた人もいるかもしれません。
 精油は植物に含まれている様々な成分を濃縮したものです。これまでの長い植物療法の歴史からも、近年行われているいろいろな研究からも、精油が人体に様々な作用をすることは間違いないでしょう。(プラス面、マイナス面とも)。
 しかし、様々な成分が含まれている複雑な物質である精油が、これまた複雑な人体システムに作用する詳細はまだほとんどわかっていないというのが実際のところです。
 精油の効果についての様々な情報について、当サイトでどれが正しいか間違っているか結論することは正直なところ無理です。
 そこで、当サイトでは、参考文献として取り上げている文献の記載を、参考として列記しています。
 取り上げた以下の参考文献は、それぞれアロマテラピーの世界ではみとめられている文献です。
 参考になれば幸いです。
 
著名著者による文献
ジャン•バルネ博士の植物=芳香療法
アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際
*フランスアロマテラピー大全
アロマ療法大全
エッセンシャルオイル&ハーブウオーター375 
 
その他一般的なアロマテラピーの文献
アロマテラピー図鑑

4.オレンジ・スイート精油のオススメの使い方

使用の難易度:初級者向き

 

使い方

芳香浴を始め幅ひろい用途に(アロマテラピー図鑑より)
 

このような時にオススメ!

 家族が過ごすリビングに気分を明るくする柑橘系などの香りで芳香浴を楽しむのもよいでしょう。またぐっすり眠りたい夜にテイッシュにオレンジスイート精油を一滴たらし、枕元に置いて就寝するとよいでしょう。
(アロマテラピー検定公式1級より)